日本活魚株式会社では、主にライブ(活け)を扱っている関係上、品質管理には十分注意を払っております。  

弊社では、創業より30年長年に渡って、独自の商品管理や発送方法を研究し培って参りました。 自社水槽の出荷現場で、毎日商品の状態を五感(+第六感を研ぎ澄ませ)確かめているスタッフが、一つ一つ手作業で行っています。

1日も空けることなく、365日毎日欠かさず商品の管理と出荷を行います。ここでは、入荷・品質管理・出荷のプロセスを簡単にご説明したいと思います。




現地

現地での商品管理が最も重要です。品質管理を徹底している現地業者を選別し、品質向上のために、常に情報を交換しあいながら、共に協力し続けています。

水揚げされて間もなく、スピーディーに箱詰めされ、やさしくストレスを与えないように研究を重ねた輸送方法で輸送されます。 (現地の写真を見る。)




入荷

近くてお隣の国、遠くて地球の反対側の生産地から運ばれて来た活物達。
日本に到着したら、速やかに通関などを済ませ、何時であってもすぐに各営業所の水槽施設に運び込まれます。     

水槽施設についたら、全て手作業でひとつひとつ選別し、サイズ分けをしながら、
複数のカゴにいれていきます。 この時点で輸送時に上がってしまったものや、弱りも仕分けしています。

   
 オマールを入れるコンテナ                 S.M.Lなどに分かれています

 
蝦夷あわび                   10gごとに細かくサイズ分けをしている。




毎日の品質管理

商品の品質チェックは、入荷時は勿論のこと、毎朝欠かすことなく行われています。    生きているものだから、見分けるには経験と手の感覚が頼り。

色・持ったときの動きの力の強さ・腹の見入り具合。季節や天候によって、とれや着荷状況など、商品の状態を見る目が大切です。毎日欠かさず商品を見ている現場のプロが確認しています。

うら話し
勿論手袋はしますが、全て手作業なので、ロブスター(イセエビ)はヒゲがするどく、
特に冬場は現場のメンバーの手はちょっと痛いです(^^;)     




水質・水温・エアー

「水温」は常に、事務所の管理パネルに表示され、異常がないか毎日チェックしています。 全て同じ水質・温度で管理すればいいという訳にはいきません。

例えば活オマールの棲息する北米東海岸は、とても冷たい海域です。        
一方、活蝦夷あわびの養殖されている、韓国ワンドはあたたかい海域です。       
これらを一緒に管理することはできませんので、各活物ごとに、活かし込む水槽が決まっており、共食いなどを避けるために、低めに設定されています。   
  

事務所内にある、温度管理パネル。


「水質」「塩分濃度」などもそれぞれ管理しています。   
また、水質も亜硝酸などを測定するキットで、定期的にチェックしています。
水槽には濾過槽部分があり、他の水槽に常に新鮮な海水が循環するように設計されています。

このような設備と管理体制が、私たちがお客様へ当商品を自信をもっておすすめできる理由です。


水槽には常にエアーが出て、水が循環している。
 




出荷

お客様のご要望に応じて、商品の品質・サイズを見極め、一本一本手作業で、重量をはかって箱詰めします。 自社便・市場便・宅配便などで、お客様のお手元に届くまでに、輸送時のショックやストレスを少しでも軽減し、できるだけ鮮度よくお届けするために、箱の大きさ・氷の有無・入れる量・新聞紙など、研究されてきた梱包方法にて出荷作業を行っております。      


オマールを計量しているところ。720gの大きなオマール!



各営業所へのお引き取りや、予約注文、午前中にご注文頂ければ当日出荷など、受注作業なども事務所の受注担当・各営業担当者が毎日受付しております。